OpenOffice 3.2をOpenSolarisにインストールされた方いますか

[久保宏志]

OpenOffice 3.1をOpenSolaris 2009.06, Windows Vista, Windows XPの３ホストの上で使ってきました。
使いはじめは JDS2 の上です。利用開始は2004頃だったでしょうか。
利用するホストはもっぱらOpenSolaris ですので，OpenOfficeももっぱらここで使うことになります。

ViewはWeb Layoutにし，メモを頻繁に書き加えていく使い方をしています。
最近になって OpenOffice 3.1の使い勝手の悪さにいらだって，OpenSolarisのそれを 3.2に置き換えようとしました。
しかし，インストールがうまくいかないので断念し，OOo-dev 3.3.0, OOO330m3(Build:9519)に置き換えたところです。
OpenSolaris以外のホストについては3.1のままにしてあります。

もし 3.2をOpenSolaris にインストールすることに成功された方がいましたら，
その体験を参考に私ももう一度3.2のインストールを試みたいと考えています。

3.2をOpenSolarisにインストールし，成功された方いますか。

久保

[khirano]

Hi 久保宏志さん

OpenOffice.org 3.1, OOo-dev 3.3.0 OOO330m3(Build:9519) はインストールできたが、OpenOffice.org 3.2 はインストールできなかったということですね。

インストールできなかったのは、
http://ja.openoffice.org/download/
このダウンロードページの Solaris タブにある
OOo_3.2.1_Solaris_x86_install-wJRE_ja.tar.gzというパッケージでしょうか。

Thanks,
khirano

[久保宏志]

khiranoさん，

ちょっと違います。
OpenOffice 3.1は OpenSolaris 2009.06のディストリビューションDVDに含まれていて，OpenSolaris 2009.06を
インストールしたとき同時にインストールされていたと思います。自分でインストールした記憶はありません。
自分でインストールを試みた3.2はつぎです。"ja" 版ではなく "en-US"版です。3.3も書いておきます。

-rw-r--r-- 1 hkubo staff 195655840 2010-09-19 10:09 OOo_3.2.1_Solaris_x86_install-wJRE_en-US.tar.gz
-rw-r--r-- 1 hkubo staff 197219589 2010-09-19 14:18 OOo-Dev_3.3.0beta1_Solaris_x86_install_en-US.tar.gz

-- 久保

Hi 久保宏志さん

OpenOffice.org 3.1, OOo-dev 3.3.0 OOO330m3(Build:9519) はインストールできたが、OpenOffice.org 3.2 はインストールできなかったということですね。

インストールできなかったのは、
http://ja.openoffice.org/download/
このダウンロードページの Solaris タブにある
OOo_3.2.1_Solaris_x86_install-wJRE_ja.tar.gzというパッケージでしょうか。

Thanks,
khirano

[khirano]

OOo_3.2.1_Solaris_x86_install-wJRE_en-US.tar.gz　はインストールできなかった。

OOo-Dev_3.3.0beta1_Solaris_x86_install_en-US.tar.gz　はインストールできた　ということですね。

OOo_3.2.1_Solaris_x86_install-wJRE_en-US.tar.gz　これは
http://download.openoffice.org/next/md5 ... d5sums.txt
このページにある
OOo_3.2.1rc2_20100521_Solaris_x86_install-wJRE_en-US.tar.gz
これと同じです。md5sums を見てください。

ダウンロードしたOOo_3.2.1_Solaris_x86_install-wJRE_en-US.tar.gzのmd5sums は
　fe43c60184b6c0542265364f683d4af2　でしたか。

Thanks,
khirano

[久保宏志]

khiranoさん，

>ダウンロードしたOOo_3.2.1_Solaris_x86_install-wJRE_en-US.tar.gzのmd5sums は
>　fe43c60184b6c0542265364f683d4af2　でしたか。

計算させたところ，同じ値を得ました。

$ md5sum OOo_3.2.1_Solaris_x86_install-wJRE_en-US.tar.gz
fe43c60184b6c0542265364f683d4af2 OOo_3.2.1_Solaris_x86_install-wJRE_en-US.tar.gz

---久保

[khirano]

久保宏志さん

md5sums の確認ありがとうございまいした。
パッケージは壊れていないようですね。

それでは久保さんにお願いです。
OOo-Dev_3.3.0beta1_Solaris_x86_install_en-US.tar.gz　はインストールできた　ということですので、1ステップごとにOpenSolarisへのインストール方法をここに記述していただけませんか。
次に　OOo_3.2.1_Solaris_x86_install-wJRE_en-US.tar.gz　のインストールが、上で記述していただいたインストール方法のどのステップでコケたか教えてください。

よろしくお願いいたします。

Thanks,
khirano

[久保宏志]

khiranoさん，

記憶に頼る部分が多くありますので事実と違ったことを書くかもしれません。予めご理解をお願いします。

まず失敗した 3.2 のインストールの経過です。
http://wiki.services.openoffice.org/w/i ... .pdfに従いました。
>Solaris installation
> Two ways are available for installing OpenOffice.org on a Solaris x86 or SPARC system.
> The Java installer is the recommended way, but choose the method that is available and most
> comfortable to you.
>Java installer
> <中略>
>Software packages and pkgadd
とりあえずこの後者に従いました。該当箇所を転記し若干追記することで手順の説明に代えます。
>1. Unpack the image into a directory. For example, the following command will unpack into the current directory:
> gunzip -c OOo_*_Solaris*_install.tar.gz | tar -xf -
　[実際には，ファイルブラウザのファイルを右クリックしての "Extract Here" によりました]
> This creates a new subdirectory which includes the installation-files:
> OOO310_m11_native_packed-2_en-US.9399
[実際は： OOO320_m18_native_packed-1_en-US.9502]
> Use the ls command to find the name of the new directory.
>2. cd into the packages subfolder. In this Directory you will find the needed packages to install OpenOffice.org and a package for the desktop-integration in Gnome.
>3. Run su to become the root user.
>4. If Gnome is not installed on your system, delete the subdirectory: gnome-desktop-integration
[Gnome をインストール済みですからこの項は該当しません]
>5. To permanently avoid recurring queries at the installation, you should produce an admin file with the following content:
> action=nocheck
> conflict=quit
> idepend=nocheck
> You can do this with the following commands:
> echo action=nocheck >admin
> echo conflict=quit >>admin
> echo idepend=nocheck >>admin
>6. Install the packages with:
> pkgadd -a admin -d . openofficeorg3*

インストールは一見正常に完了したように見えましたが，コマンドラインからの起動もできませんでした。今，もう一回起動を試みました。
>$ /opt/openoffice.org3/program/soffice&
>[1] 1277
>$ /opt/openoffice.org3/program/soffice[94]: /opt/openoffice.org3/program/../basis-link/program/pagein: not found [No such file or directory]
>ld.so.1: soffice.bin: fatal: libuno_sal.so.3: open failed: No such file or directory
>ld.so.1: soffice.bin: fatal: relocation error: file /opt/openoffice.org3/program/soffice.bin: symbol sal_detail_initialize: referenced symbol not found
>/opt/openoffice.org3/program/soffice[127]: wait: 1284: Killed

確か，こんなようなメッセージをもらったように思います。

"Software packages and pkgadd"の方法がうまくいかないので "Java installer" の方法もトライしました。
こちらはもっとひどかったように感じました。もっともらしくインストールウィザードが GUI で動作を開始し，すぐ正常終了を告げます。
しかしそうではありませんでした。起動方法とそのときの現象は記憶にありません。

つぎは OOo-dev 3.3.0 のインストールの経過です。
これも 3.2のインストールと同様の手順によりました。操作上の違いは：
解凍してできるディレクトリがOOO320_m18_native_packed-1_en-US.9502ではなくOOO330_m3_native_packed-2_en-US.9519であること，
installは pkgadd -a admin -d . openofficeorg3* ではなく pkgadd -a admin -d . * によったこと，
コマンドラインからの起動は /opt/openoffice.org3/program/soffice& ではなく /opt/ooo-dev3/program/soffice& による，
これくらいでしょうが，結果は3.2は動かないが 3.3は動いた，という決定的な違いを見せました。

よく分かりませんが，これを書きながら思ったことが一つあります。
インストールを説明文書に従わずに 3.3のインストールに準じて
pkadd -a admin -d . * とやったら結果は違ったかもしれないということです。
実験してみるに値する思いつきでしょうか。

--久保

久保宏志さん

md5sums の確認ありがとうございまいした。
パッケージは壊れていないようですね。

それでは久保さんにお願いです。
OOo-Dev_3.3.0beta1_Solaris_x86_install_en-US.tar.gz　はインストールできた　ということですので、1ステップごとにOpenSolarisへのインストール方法をここに記述していただけませんか。
次に　OOo_3.2.1_Solaris_x86_install-wJRE_en-US.tar.gz　のインストールが、上で記述していただいたインストール方法のどのステップでコケたか教えてください。

よろしくお願いいたします。

Thanks,
khirano

[久保宏志]

khiranoさん，

朗報をお届けします。直前の投稿につぎのように書きました。

>よく分かりませんが，これを書きながら思ったことが一つあります。
>インストールを説明文書に従わずに 3.3のインストールに準じて
>pkadd -a admin -d . * とやったら結果は違ったかもしれないということです。
>実験してみるに値する思いつきでしょうか。

これが正解でした。実際のインストールは pkgadd -a admin -d . o* によりました。除外したのは
SUNWj6cfg, SUNWj6man, SUNWj6rt です。名前から察するにJava SE 6 がインストールされて
いない場合，これをインストールするようなパッケージになっているようです。

お蔭さまで OpenOffice 3.2 が OpenSolaris 2009.06 で使えるようになりました。何がありがたいのか
わかっていませんが:-)

私の間違いはhttp://wiki.services.openoffice.org/w/images/7/7e/Installation_Guide_OOo3.pdfに疑いもせず従ったことでした。
このリンクは "Instructions for Downloading and Installing OpenOffice.org 3.x" のページ，
http://download.openoffice.org/common/instructions.html の冒頭記事に示されていたので信用したのがいけませんでした。
>Last updated: 2010-01-04
>
>A more extensive Installation Guide is available in PDF and ODT formats from the OpenOffice.org Documentation Project.
>
> * Windows
> o File Associations
> * Linux
> o Packages for Linux Distributions
> * Apple

khiranoさん，おつきあいどうもありがとうございました。

--久保

[khirano]

Hi 久保宏志さん

詳細な記述ありがとうございます。

久保さんの先の投稿の最後に書いていただいたアイデアはやってみる価値ありとおもいます。

久保さんは

http://mail.opensolaris.org/mailman/listinfo/ug-jposug

メーリングリスト ug-jposug@opensolaris.org に入っていますか。

入っていらっしゃるのであればそこで聞いてみるのもいいと思います。
入っていないようであれば、私は入っていますので、私から聞いてみようとおもいますが、いかがでしょうか。

[久保宏志]

khiranoさん，

>久保さんの先の投稿の最後に書いていただいたアイデアはやってみる価値ありとおもいます。

直前の投稿記事に書きましたが，khiranoさんのご意見をお聞きする前に試し，当たりを確認しました。

>久保さんは
>http://mail.opensolaris.org/mailman/listinfo/ug-jposug
>メーリングリスト ug-jposug@opensolaris.org に入っていますか。

はい，メンバーです。そちらでもお世話になっています。

>入っていらっしゃるのであればそこで聞いてみるのもいいと思います。

問題は解決しましたので，問題を投げるとしたら問題を創造しなければなりません:-)

>入っていないようであれば、私は入っていますので、私から聞いてみようとおもいますが、いかがでしょうか。

おもしろい問題がつくれますか:-)

---久保

[khirano]

久保さん，

当たり！おめでとうございます。

ug-jposug@opensolaris.org メンバーでいらっしゃるのですね。Good!
OpenSolaris 盛り立ててください。

おもしろい問題が思いつかないのでまたの機会にします　:-)

ではこのインストールの問題は解決ということでよろしいでしょうか。

今後ともよろしお願いいたします。